先輩インタビュー
患者様の苦しみと向き合い緩和する「緩和ケア」を
もっと学びたいと思っています。
北3病棟（外科）勤務田添 遥香
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- 志望動機を教えてください
- 幼い頃、虫垂炎で入院したことがあり緊急手術が決まり不安だった私を温かく励ましてくれた看護師さんがいました。そのことが私が看護師を志すきっかけとなりました。また、学生の頃から実習先としてお世話になっており、忙しい中でも患者さんに優しく接しておられる姿をみて、私の目指す看護師像がここにあると思い、当院への就職を決めました。
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- 実際に働いてみてどうですか
- 北3階病棟は、主に消化器外科と皮膚科の病棟で、毎日入退院や手術、化学療法もあり、毎日がとてもはやく過ぎていくように感じます。周術期で入院から手術、退院まであっという間に過ぎていく患者さんがいる一方で、緩和ケアが必要な患者さんもおられ、業務の流れについていくのが精一杯な中、患者さんに「あなたの声を聞くと元気がでるよ」と言われ、どんなに忙しくても患者さん一人一人に向き合っていきたいと思いました。看護師の仕事は、思っていたよりも忙しく、責任のある仕事でしたが、それ以上にやりがいを感じることが出来ました。
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- 現在の仕事内容を教えてください
- 周術期の病棟なので、患者さんの手術前から手術後、退院までをサポートしています。基本的に短期間の入院になるため、術後早期に早期離床を促す必要がある患者さんがいる中、苦痛が強く緩和ケアを必要とし、穏やかな最期を迎える事を目標としておられる患者さんもおられます。入職したての頃は、そのような患者さんとどう関わるべきかと悩むこともありました。そんな時、先輩方の患者さんと向き合う姿を見て、どのような表情で、どのような言葉かけをしたら患者さんの支えになれるのか学ぶことができました。そして私自身も実践し寄り添うことで患者さんに頼られることの喜びを知ることができました。私はこの病棟で働くことで、患者さんの苦しみと向き合い、また緩和することができる緩和ケアについてもっと学びたいと思いました。今後も研修などを通して幅広い緩和ケアについて学び、初心を忘れず、患者さんに寄り添うことができる看護師でありたいと思います。
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- どんな時にやりがいを感じますか
- 就職して4年目になりますが、まだまだ学ぶべきことがたくさんあり、勉強会や研修に参加して知識を身に着ける努力をしているところです。知識を深めた分、自分の自信に繋がり、自信をもって患者さんと接することができると思います。患者さんや家族の方の「あなたがいると安心できる」という言葉に一番のやりがいを感じています。
- 職場環境やサポート体制はどうですか
- 医師と看護師、リハビリなど多職種にわたり、患者さんがよりよい状態になっていくにはどうしたらいいかカンファレンスを行ったり、病棟で起きてしまったインシデントをみんなで振り返り、対策を考えるなど、患者さんのためにスタッフみんなで協力していける体制を嬉しく思います。
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※内容は2020年3月時点のものです
