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診療科・部門

腎臓内科・腎センター

概要

腎臓内科は血液(人工)透析でよく知られています。腎臓とは腰上部の両側にあるそら豆のような形をした握り拳くらいの大きさの左右一対の臓器で、基本的な役割は血液中の老廃物や余分な水分を尿にして体の外に出すことです。
透析には、血液透析と腹膜透析の2つがあり、血液透析は透析施設に週2~3回通い治療を受ける方法で、当院は日本透析医学会認定施設であり、25名同時に血液透析が可能です。腹膜透析は毒素を抜いてくれる透析液をお腹に出し入れして自分で透析を行う方法です。その他、腎移植を希望される方には主に熊本市内の腎移植可能施設と連携しております。それぞれ一長一短がありますので、患者様とよく相談して選択するように致します。また最近では地域の高齢化、患者さまの重症化、当院医師の増加により重症化した他科患者さま、体外循環依頼等が多くなり、2018年度は皮膚科依頼のSelective Plasva Exchangeとも増加し、施行は昨年度比200%となりました。 今後も急性期医療の一端を担っていく所存です。

主な疾患

慢性腎炎 腎臓機能が低下し、健診の尿検査などで蛋白尿、あるいは血尿を指摘されそれが持続します
急速進行性腎炎 血尿・蛋白尿を伴い数カ月の内に急激に腎臓機能が悪くなります
腎不全 腎炎を放っておいた場合、腎不全になります。
呼吸困難、むくみ、息切れ、倦怠感、食欲低下、傾眠、不眠などの尿毒症症状が出たり、高カリウム血症など生命に危険を及ぼすことがあります。
この場合は、速やかに「透析治療」が必要になります。

こんな時に受診します

腎臓内科は、
・健診の尿検査で異常を指摘された
・透析をしなければならない
時の担当科です。

実績

人工腎臓透析実施 H30年度7,700件

○特殊血液浄化

・CHDF(持続血液透析濾過法)
・PMX(エンドトキシン吸着療法)
・プラズマフェレーシス(PE、SePE、DFPP、IAPP)
・LCAP/GCAP
・CART(腹水濾過濃縮再静注療法)

○処置・手術

・内シャント作製術
・グラフト挿入術
・PTA(経皮的血管形成術)
・動脈表在化術
・長期留置カテーテル挿入術
・シャント再建術 など

○専門疾患の治療

・慢性糸球体腎炎に対し腎生検→ステロイド寛解導入療法
・ループス腎炎、ANCA関連血管炎等のRPGNを来す疾患の治療
・高血圧や糖尿病等の生活習慣病から来る慢性腎臓病
・緊急血液透析、外来及び入院維持透析 など

スタッフ紹介

腎臓内科部長 兼 腎センター長 秦 雄介
資格・認定 日本内科学会 認定内科医
日本腎臓学会 腎臓専門医
日本透析医学会 透析専門医
専門領域 腎臓内科一般
卒業年次 平成25年卒業
所属学会 日本内科学会
日本腎臓学会
日本透析医学会
腎臓内科医長 中村 敬志
資格・認定 日本内科学会 内科専門医
日本腎臓学会 腎臓専門医
日本透析医学会 透析専門医
専門領域 腎臓内科一般
卒業年次 平成29年卒業
所属学会 日本内科学会
日本腎臓学会
日本透析医学会
腎臓内科医師 矢野 祐子
専門領域 腎臓内科一般
卒業年次 令和3年卒業
所属学会 日本内科学会
日本腎臓学会
日本透析医学会

外来診療時間

診療科
午前 午後 午前 午後 午前 午後 午前 午後 午前 午後
腎臓内科 秦 雄介 秦 雄介
(予約のみ)
秦 雄介 秦 雄介
(予約のみ)
中村 敬志 中村 敬志
(予約のみ)
矢野 祐子 矢野 祐子
(予約のみ)

実績