荒尾市民病院は、昭和16年の創立以来、有明医療圏の中核病院として、荒尾市民はもとより、有明地域の住民に対して、医療の安心と安全、健康の維持・増進を図るため、質の高い医療の提供に努めてきました。また、地域住民に信頼される病院として、「医療水準の維持と向上」を前提とした上で、安定した経営基盤の構築、さらには公営企業としての自立性を持った病院づくりに積極的に取り組んでいるところです。
しかしながら、その主要な施設は、建設から40年以上が経過し、近年、施設の老朽化により毎年多額の補修・修繕費用を要する状況です。また、診療機能の拡充に合わせ、順次、増改築を行ってきた経緯があり、病室やナースステーションが狭隘で、患者とその家族、スタッフ等の動線が複雑で非効率なものとなっており、さらには、昨今の医療環境の変化への対応も難しくなってきております。
こうした状況を踏まえ、当院が将来にわたり地域医療の中心的役割を果たし、地域住民の命と暮らしを守り続けることができるように新病院の整備を進めていきます。
【新病院建設開院までの流れ】
*新病院建設の一般的な流れになります。
詳細なスケジュールは、随時スケジュールページを更新しておりますので参照ください