当院での救急医療への支障を防ぐため、時間外・休日の電話は自動音声対応となっております。

受付時間(平日) [新規]8:30~11:00 [再来]8:30~11:30 診療時間:9:00~

当院での救急医療への支障を防ぐため、時間外・休日の電話は自動音声対応となっております。

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当院について

ごあいさつ

病院事業管理者あいさつ

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人口約5万2千人の荒尾市は熊本県と福岡県の県境の街で旧産炭地です。 有明海の西方に雲仙普賢岳を望む荒尾千潟はラムサール条約に登録され、渡り鳥の楽園です。旧三池炭鉱の一翼を担っていた世界遺産。明治日本の産業革命遺産「万田坑跡」や荒尾干潟の夕焼けは一見の価値はあります。

荒尾市唯―の急性期病院である本院は、病院理念「荒尾市立 有明医療センターは地域住民の健康の維持・増進に努め、患者中心の安全で質の高い医療の提供をめざす」を掲げ、患者目線に立ち、患者と共に病と闘う「患者中心の医療」展開しております。地域中核病院として、地域で発生した病気は地域で治す「地域完結型医療」を目指しております。他施設との医療連携を密に行い地域の医療の質の向上に寄与して行きたいと考えております。

また、本院は国が進めている5疾病5事業(がん、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、救急医療等)に関する地域拠点病院づくりに積極的に取り組んでおります。
現在、国指定「地域がん診療連携拠点病院」と熊本県指定「脳卒中急性期・回復期拠点病院」「心筋梗塞急性期・慢性期拠点病院」でもあります。

また、救急医療に関しては、24時間体制で対応をしております。救急外来に80列CTを備え、脳卒中、急性腹症、外傷外科などでは、緊急CT、緊急MRI、急性期心筋梗塞では緊急心臓カテーテル、緊急PCIや緊急手術などに対応できる体制を整えております。特に緊急手術患者や重症患者を収容するHCU(ハイケアユニット)を救急外来に接して設置しております。

地域住民の安心、安全に寄与し、質の高い医療の提供に努め、必要とされ、信頼され、そして支えられる“いい病院づくり"に全職員一丸となって励んで行く所存です。

病院事業管理者 大嶋 壽海

 

院長あいさつ

院長 勝守 高士

荒尾市立 有明医療センターは昭和16年の創設以来荒尾市唯一の急性期自治体病院として荒尾市民のみならず有明地域住民の生命と健康を守るため最新で高度な医療の提供を行ってまいりました。
治療開始までの時間が生命の予後にかかわる救急外来においては専従救急専門医を2名配置し迅速・的確な救命救急を行っており、手術においてはほとんどの手術に4Kの高精細画像・3D腹腔鏡・胸腔鏡を用いて精密な手術を行っております。また、地域がん診療連携拠点病院・脳卒中急性期拠点病院・心筋梗塞等の心血管疾患急性期拠点病院の指定を受け、365日24時間体制で診療を行い、精度の高い放射線治療や夜間の緊急手術・緊急カテーテル治療にも対応しております。

荒尾市の後期高齢者人口は2030年まで増え続けその後減少が予測されていますが2040年においても2010年より多い見込みです。したがって今後とも有明地域の急性疾患重症症例を中心に荒尾市立有明医療センターの役割が重要となってまいります。

各種拠点病院としての機能を充実させ高齢化社会に対応するための新病院を令和5年10月1日に開院いたしました。新病院では、プライバシー保護・院内感染防止のために急性期一般病床を全室個室にしました。また今後増加すると考えられる豪雨災害や大地震に対応できる設計です。さらに外来患者さんが迷わない見通しの良い設計であり、重症患者の救命率を上げる為に、救急外来・放射線診断部門・緊急内視鏡・手術室・HCUを近接する設計としました。

今後、地域医療構想の中で医師会・歯科医師会・薬剤師会はもとより介護福祉施設の皆様と連携し、患者さんの人生設計に応じた質の高い医療を提供することにより、地域中核病院としての使命を全うする所存であります。よろしくお願い致します。

院長 勝守 高士