後発医薬品(ジェネリック医薬品)の積極的採用について
後発医薬品とは
後発医薬品(ジェネリック医薬品)とは、先発医薬品と同等として承認された医薬品で、研究開発費等が低く抑えられていることから先発医薬品に比べ薬価が安くなっています。
後発医薬品の積極的採用
当院では、患者さんや国民全体の医療費負担の低減を考慮し、後発医薬品を積極的に採用しています。
後発医薬品の採用については、当院の薬事審議会において、医薬品の品質や供給状況等を確認し、治療上の安全性を検討したうえで採用を行っております。
後発医薬品の使用状況
令和4年度 | 令和5年度 | |
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後発医薬品使用割合 | 87.71% | 90.98% |
後発医薬品のある医薬品の一般名(有効成分名)処方について
当院では、後発医薬品のある医薬品について、一般名処方を行う場合があります。
一般名処方とは
一般名処方とは、特定の医薬品を指定する「お薬の商品名」ではなく「有効成分」をそのまま院外処方せんに記載することです。
一般名処方のメリット
一般名処方によって、医薬品の供給が不足した場合であっても、有効成分が同じ複数のお薬を選択することができ、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。
国が推進する「薬の安定供給」「後発医薬品の使用促進」の観点からも、ご理解とご協力をお願いいたします。