麻酔科

概要

麻酔科は手術の際に立ち会う医師の中で、麻酔を専門に行う診療科です。
当院で行われる全ての全身麻酔と一部の局所麻酔を担当しており、日本麻酔科学会認定の麻酔科専門医が常勤しているため、安心して長時間に及ぶ手術も受けられます。
全身麻酔施行中の患者様は、手術という刺激を体に受けるだけでなく、麻酔という刺激をも体に受けるためさまざまな医学的な反応が起こります。例えば、血圧が上下しすぎたり、心臓に不整脈がおきたりなどです。これらをうまくコントロールしないと手術中、もしくは手術後の患者様の命に影響が及びます。当然、痛みのコントロールも必要です。麻酔科医は手術前から患者様を診察して患者様の状態を把握して、手術中はもちろん手術後も患者様を診ていきます。
もう一つ、麻酔科医が行う仕事には、ペインクリニックといって、痛みに関する外来の仕事があります。麻酔科医が専門とする神経ブロックの手法を用いて「帯状疱疹痛」「腰下肢痛」等の治療を主に行っています。神経ブロックというのは、神経の近くに針を刺し、神経を一時的に麻痺させる方法で、ブロック施行後30分～1時間ほど安静にして頂いた後に、ご自分で帰宅して頂けます。

主な疾患

• 全身麻酔、局所麻酔管理
• 手術前後の疼痛管理
• ペインクリニック
• 「帯状疱疹痛」「腰下肢痛」などの急性疼痛疾患、慢性疼痛疾患の疼痛管理

スタッフ紹介

麻酔科部長	金山 俊海
資格・認定	日本麻酔科学会 認定麻酔専門医 日本医師会認定産業医 麻酔科標榜医
専門領域	麻酔科全般
卒業年次	平成9年卒業
所属学会	日本麻酔学会 日本臨床麻酔学会 日本ペインクリニック学会

麻酔科医師	松村 健
資格・認定	日本麻酔科学会 認定麻酔指導医 麻酔科標榜医
専門領域	麻酔科全般、ペインクリニック
卒業年次	昭和59年卒業
所属学会	日本麻酔学会 日本ペインクリニック学会

麻酔科非常勤医師	野田 昌臣

外来診療時間