新型コロナウイルスの院内感染の発生について（第３報）

　令和３年４月１６日に現在入院中の４名の患者さんが新型コロナウィルスに感染されたことを公表し、当該病棟の入院患者さん全員及び検査が必要と判断した患者さんのＰＣＲ検査を行い、その結果について先に判明していた４名を除き全員陰性であったことを確認しましたとのご報告をいたしました。
　しかしながら、１６日に検査を行い、ＰＣＲ検査の陰性を確認した当該病棟の患者さん１名に本日（４月１８日）発熱症状が現れたため、改めてＰＣＲ検査を行ったところ新型コロナウイルスに感染していることが判明いたしました。
　そのため、この患者さんと接触の可能性等のあった患者さん１６名について改めて検査を行い、全員陰性であることを確認いたしました。
　併せて、当院に勤務する職員のＰＣＲ検査を順次行っておりますが、４月１７日に検体を採取した２４６名のうち１名（診療に携わっていない職員）が新型コロナウイルスに感染していることが本日（４月１８日）判明いたしました。なお、残り２４５名の職員については全員が陰性でした。
　引き続き、職員への検査を行っていますので順次ご報告いたします。
　今後も、感染状況の把握と感染拡大防止に全力で取り組んでまいりますが、このような事態を招き患者さんやそのご家族ならびに関係者の皆さまに多大なご心配をお掛けすることとなり誠に申し訳ございません。
　改めまして、皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げます。

令和3年4月18日
荒尾市民病院
病院事業管理者 大嶋 壽海