新型コロナウイルスの院内感染の発生について（第１報）

　令和３年４月１６日、退院患者さん１名の新型コロナウイルス陽性が判明し、接触の可能性のある現在入院中の４名の患者さんが新型コロナウイルスに感染していることが判明致しました。
　これを受け、当院では早急に当該病棟の入院患者さん全員および検査が必要と判断した患者さん、全職員のＰＣＲ検査に着手いたしました。
　また、あわせて院内感染の早急な収束を念頭に有明保健所と協議のうえ以下の取組みを行っております。

• 該当病棟を閉鎖し、入退院の一時停止と入院患者さんの院内移動の制限を行っています。
• 当該病棟の入院患者さん全員および検査が必要と判断した患者さんのＰＣＲ検査を行っています。
• 当院に勤務する全職員（委託、派遣の職員含む）約６００名のＰＣＲ検査を行っています。
• 救急外来患者さんの一時的な受入制限を行っています。
  受診についてはこちらをご参照ください
• 外来診療についても一時的な受入制限を行っています。
  お薬が不足する患者さんはこちらをご参照ください
• 健診（人間ドック）についても一時的に中止しております。

　当院ではこれまで感染者の早期発見のための入院時ＰＣＲ検査、職員への感染教育の徹底、入院、外来患者さんへの感染防止の協力依頼、全来館者への感染防止の協力依頼など感染防止に取り組んで参りました。
　その様な努力を行ってきたにもかかわらず、このような事態を招き患者さんやそのご家族ならびに関係者の皆さまに多大なご心配をお掛けすることとなり誠に申し訳ございません。
　引き続き感染状況の把握と拡大防止策に全力で取り組んでおりますので皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げます。

令和3年4月16日
荒尾市民病院
病院事業管理者 大嶋 壽海