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健康づくり

糖尿病とフットケア

糖尿病・内分泌内科 佐々木 一成

現在「糖尿病が強く疑われる人」は約740万人、「糖尿病の可能性を否定できない人」は約880万人と推計され、最近の5年間で200万人も増えており、いまや成人の6人に1人は糖尿病かその予備群と言われています。
ところで、糖尿病と足は、関係が深いことはご存知の方も多いと思いますが、日常生活で足に気を使うことはあまりないのではないでしょうか。糖尿病がもたらす足病変について、具体的には、末梢神経障害、血流障害、足白癬等の感染症、足指の変形等があり、それらが進行すると、怪我や火傷に気づきにくい、傷の治りが遅い、ウオノメ、タコ、腫瘍などに発展し、放置しておくと重大な感染症を引き起こす恐れがあります。そのため、日頃の足の手入れと変化が生じた際の早期の治療が非常に重要になってきます。糖尿病患者数が年々増加している現在において、足病変に対するケアの必要性が高まっているといえます。

フットケア外来(代謝内科外来に開設)

糖尿病療養指導士 小林理恵子

当院代謝内科では、2008年11月よりフットケア外来を新設いたしました。対象は、糖尿病患者様に限りますが、特に現在は早急な介入が必要と判断した患者様を対象に、毎週月曜日から金曜日午前中にフットケアの資格を有した看護師が、糖尿病足病変の発症、進行防止、再発予防を目的に医師の指示のもと、足病変のチェックや白癬菌の検査、日常自分でできるフットケアのアドバイス等を行っています。
少しでも皆様により良い医療を提供できるようこれからも努力してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

*現在、フットケア外来は、休診中です。