治療説明
放射線治療は手術、抗がん剤治療とならぶ「がんの三大療法」の一つです。放射線治療単独若しくは他の治療法と併用しながら、集学的にがん治療を行います。
放射線治療装置(リニアック)を用いて体の外からX線を照射する治療で、近年コンピュータ技術や医療機器の進歩により放射線治療の精度が飛躍的に上昇し、放射線をがんに集中してあてられるようになりました。
治癒を目指す根治的治療から、がんによる痛みや出血などの症状をやわらげることを目的とした緩和的治療まで幅広く対応しています。
放射線治療は体への負担が少ないので、御高齢の方や合併症等の理由で他の治療が難しい方でも治療が可能な場合があります。放射線治療を行う多くの方が外来通院にて、日常生活を維持しながら治療をしています。
熊本県北地域で唯一の放射線治療施設として、地域のがん診療に貢献しています。
治療件数は、毎月300件で、ほぼ全身の悪性腫瘍と一部の良性腫瘍を対象に行っています。
放射線治療装置(Elekta社製 SYNERGY)
放射線治療計画CT装置(GE社製 Discovery RT)
使用している機器
放射線治療装置 | Elekta社製 SYNERGY |
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治療計画CT装置 | GE社製_Discovery RT |
治療計画装置 | 日立メディコ社製 Pinnacle3 |